2013-12-16

子どもに「食べちゃダメ」って言うと必ず食べる

子どもに「食べちゃダメ」って言うと必ず食べる

饅頭やプリンにラップで包んでおくと、ほぼ確実に食べなくなったそう」です。

『情報を与えないでいると「良い悪い」の判断ができず「悪い」を犯すこともできない。』

結構深い話ではなないでしょうか。

判断ができないことは「行動しない」。日常で自然と行っていることなのだろうなぁ、とつい感慨にふけってしまいました。

知らないこと、気付かないことは、何がなされていてもわからない。これは当たり前のこととしても、事実に「ラベル」が貼られなければ何もできないということでしょうか。

その対象を名づけること、その事象を名づけること、その出来事を評価することで、人は思考できるのかもしれません。
誰かが最初に色を付けてくれることにより、気付くことってかなり多いのだろうと思いました。

2013-12-06

最低端の愛のかたち

夏目漱石「こころ」を読みました。
中高生で読むものを何をいまさら、という感じですが、不勉強な私は今読みましたw

長年わからなかったことが、漱石先生の言葉を借りて明確に定義されていたので、わすれないように記録したいと思います。

「もし愛という不可思議なものに両端があって、その高い端には神聖な感じが働いて、低い端には性欲が動いているとすれば、私の愛はたしかにその高い極点を・・・」

という、主人公の先生が手紙の中で語る一節があります。

漱石先生に「性欲=愛」と断言していただきました。

これから、「愛」について、何の衒いも恥じらいもなく語ることが出来そうです。

いつもいつも、男には後ろめたさが付きまとい、それを除いた何かを見つけようとします。
それも「愛」だとするなら、なんと思考が自由になることでしょう。

2013-11-06

山本太郎さんをなぜいじめるのか

山本太郎さんは何かミスをしたらしい。

・議員という立場にも関わらず天皇陛下に政治的意図を含む手紙を渡した。

ということらしいのだが、天皇へ請願するなら、「内閣に提出しなければならない」らしいし、また、議員でありながら、その憲法を知らずに行動したことが、議員失格ということらしい。

まぁ、小さい失敗のように見えるのだけれど、叩く人はトコトコン叩いていますね。
現行日本国の立派な先生や識者や賢者に任していても、福島復興も、原発・エネルギー問題も、年金問題も、健康保険も、何か進展してるんでしたっけ。
根拠のない消費税増税と、他力本願の規制緩和(TPP)だけ、資本家の都合で進んでいるように思えます。

その中でも命に係わる重要な問題を真剣に考えた「(国民から多数の支持を得た)お馬鹿さん」の勇み足を、その立派な先生・識者・賢者・評論家の方々が叩く叩くw

山本さんの真意はわかりませんけど、まさに「神頼み」しかないと考えたのでしょうかw

先生に告げ口された優等生が、劣等生を隔離しているようにしか見えないんですけど。

もうそろそろ、優等生が優等生でいられなく時代が来ているのではないですか?
大きな船にしがみつく姿は、なんとも滑稽で醜いものですね。


2013-11-01

幸せを感じやすい脳を作る方法


良い記事を見つけた。
<http://news.livedoor.com/article/detail/8211520/>

~~抜粋~~
ハッソン博士の推奨するこの脳トレは「Taking in the good(良さをかみしめること)」という思想が基礎にあります。それは、日常生活で経験するさまざまな良いこと、ポジティブな体験をしっかりと意識することで脳に染みこませるという方法です。良いことをしっかりとかみしめる時間は、10秒、20秒、30秒という短いものでもかまわないということです。
~~省略~~
私の薦める思考は、全貌を見ることが前提です。現実世界はモザイク状でポジティブなタイルもあればネガティブなタイルもあります。その両方を意識した上で、よりポジティブなタイルを慎重に選び取るべきなのです」と語ります。つまり、ネガティブなことにも向き合った上で、ポジティブな情報を意識することが「良さをかみしめる」思考であるということです。
~~省略~~
ハッソン博士は、日々の生活で通り過ぎていくポジティブなことの中でも特に「良さをかみしめる」べき要素として、「安心感」「満足感」「きずな」の3つを挙げています。「安心感」をかみしめることで、人は仕事や生活の状況が困難であってもまっすぐに向き合えるようになります。また、「満足感」をかみしめることで、喪失、妨害、失望といった問題に対応できるようになります。そして、「きずな」をかみしめることで協調性、親切心、慈愛の精神が養えるようになり、たとえ誰かに拒絶されたり、自分の価値を否定されたり、見放されたりしたときでもうまく対処できるようになるということです。
~~抜粋終わり~~


2013-10-19

みんな一生懸命?

福島原発は昨日40万ベクレルの過去最高の汚染水を検知したらしい。

過去の強者が集って構築した仕組みは完全に崩壊しているといってよいだろう。

一方、新しい社会の仕組みに先んじたGoogleは今期最高益を上げたらしい。

時代の移り変わりを点で感じる日だった。

そこかしこで、私含めて一生懸命に生きている。

しがみつくことでしか生きながらえることができない私も、何かの障害になっているかと思えば、何と切ないことだろう。

同族嫌悪かもしれないが、それでも、弱者に問題を丸投げして知らんふりを決め込むリーダーには、怒りを通り越してあきらめのような悲しみを感じる。

2013-08-29

ブラックジャックによろしく(1巻)

Kindle Paperwhite(\7,980)を購入しました。
私の新し物好きは、一向に治る気配がありませんね。

以前、Android端末(確かVersion3点台だと思いますが)も、急に欲しくなって当時2万円くらいだったかと思いますが、購入してしまい、1か月で飽きて、という経緯があります。
そういえば、ポメラも同じような状況でした。
んで、今度はKindleですw

どこかのレビューにもありましたが、「バックライト付きで暗闇でも紙の活字を見ているかのような読みやすさ」は、確かにその通りです。ただ、若干の遅さと、必ず発生するちらつき(ページを黒で塗った後、白を塗る?)は、初版を購入した者の悲哀でしょうか。まぁ、慣れてしまえば、という感じです。
現在は青空文庫で面白そうなものを、じゃかじゃかダウンロードしています。


とはいえ、活字ばかりでは味気ないので、無料ダウンロード版の「ブラックジャックによろしく」(1巻)をちょうど読み終えました。

題名から「どうせ正義感あふれる医者の葛藤かなんかでしょ?まぁ感情移入できればお得かな」(無料版で贅沢言うなって?w)程度に思っていましたが、ドラマにもなるくらいですよね、結構面白かったです。

ストーリーとしては、概ね、私の予想を外れるものではなかったのですが、大きなテーマがあることに気が付きました。
そのテーマとは、現在の日本医療とその政治的背景に対する批判です。
主人公と読者に、医療制度の矛盾や歪みを考えさせる構成になっています。普段、知ることのできない医療現場と制度や仕組みを、矛盾も含めてわかりやすく解説してくれています。

今人気の半沢直樹も痛快ですが、大銀行の歪みを暴露する点では、本書はその病院版といっても良いかもしれませんね。(先攻後攻には、矛盾があるかもしれませんが、単純に私の読んだ順なのであしからず)

東京電力版や、政党版、官僚版が出てきてくれることを願います。

そうそう、地方公務員(お役所)版もw

2013-08-10

国の借金1000兆円!何に使った?誰が返す?

わかりやすい素敵な問答集がありました。
<http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0810&f=business_0810_007.shtml>

記事なので、参照切れ防ぐ意味で下記に引用します。
~~引用開始~~
Q: 国の借金が1000兆円を突破したとのニュースを見ました。その莫大なお金はいったい何に使われたのですか?
A: そのお金を使ってきたのは私たち国民自身です。

Q: 国民1人あたり約792万円の借金といわれても、私は借金をした覚えはありません。
A: たしかにそうですね。しかし、毎年国民のために莫大な予算を使っており、赤字が積もり積もって1000兆円を超えました。

Q: 国民のためって、具体的に何のことですか?
A: 道路や橋を造ったり補修するためのお金、学校教育のためのお金、国を守るためのお金、そしてなにより高齢化社会なので医療や年金など福祉にかかるお金など、毎年莫大な費用がかかっています。

Q: 借金をせずに、収入の範囲内でやればよいのでは?
A: はい、そういう考え方もあります。しかし、借金の最大の原因である年金・医療など社会保障費(※現在約30兆円で、年間税収の約7割を占めます)を削減しようとすれば、いつも高齢者や野党を中心に反対運動が起きます。つまり国民自身が、税収の範囲内でやり繰りすることに反対し、過剰に借金することを要求してきた結果と言えるでしょう。

Q: その借金は誰が負担するのですか?
A: 使ったのが私たち国民なら、負担するのも私たち国民です。

Q: 具体的にどうやって返済するのですか?
A: ズバリ税金です。景気が良くなれば税収も増えると考えられますが、それだけでは足りないため、税金をアップさせて返済していくしかありません。だから消費税も増税しないといけない方向に進んでいるのです。(執筆者:為替王)

~~引用終了~~
Q: 「借金をしなければ維持できない組織」というのは、「生活水準を下げられないクレジットカード依存症の人」と同じと考えもよいでしょうか?

Q: そろそろ「国民のため」に使用した借金の国民一人一人の収入(利益)に応じた負担額を示してもらえませんか?企業と個人の年商・収入帯ベースで結構ですから。1000兆円の単純人口割りは、伝える方もつまらないでしょう?

Q: 「正しい投資」には「正しい見返り」があると思うのですが、現在までの「国民のために」使い続ける投資は正しくなかったのではないでしょうか。「一部の国民」への投資は「一部の国民」への見返りしかないのではないですか?

Q: 「返済の仕方をズバリ税金(増税)」と決めつけているのはだれですか?もしかして「税金(増税)」にすると得をする人たちが決めていませんか?

「親切なおじさん」が、「あなたのため」と称して話しかけてきた時に、「何かを企んでいる」と考えてしまうとは、「げに浅ましい」ことです。
でも、本当に「あなたのため」であるならば、「考えさせること」はあっても「決めてあげること」はないでしょう?

2013-08-01

消費税増税

livedoor NEWS
「消費税と税収の関係をグラフ化してみる(2013年)(最新)」
<http://news.livedoor.com/article/detail/7913433/>

つまり、消費税増税による収益の改善は、「健全」ではないと言っています。


2013-07-30

消費税増税

つらつら考えていると、ついついこの問題に行きついてしまう。

しかし、私の知っている世間では、消費税増税の話題やニュースが殆どありません。

迫りくる危機を見ないようにする動物本来の防衛本能なのか、必然もしくは当然と思ってらっしゃるのか、よくわかりません。

日本国が仮に、国民一人一人が株主の株式会社であるならば、経営者及び社員は政治家や公務員になるのではないでしょうか。

日本国の資源(ヒト・モノ・カネ)を利用して最大の利益(GDP)とその報酬(税金)を上げることが最大の使命と考えてよいでしょう。

経営者や社員及び各種プロジェクトや投資活動はあくまでも報酬の範囲内で運営されるべきで、少なくとも資源の更なる搾取や、株主配当を減らしたり、生産者利益をかすめ取ることで問題を解決することは、経営者失格でしょう。
まるで、自分の腕を食べるタコか、自分のしっぽを加えた蛇です。

経営者や運営者は、支持団体(国民)の文化レベルを超えることは無い、ということなんでしょうか。
我々の発想が生み出した結果として受け入れるしかないんですかね。

2013-07-12

消費税増税

昨日は会計士さんとの定例の打ち合わせでした。

なんでも会計士仲間の間では「増税は確実」らしいです。

既に増税適用ルールなる冊子をいただいたりしておりますので、否応なく押し流される雰囲気はありますが、それでも私自身は「神風」を期待していますし、そんな「焼け石に水」のような官僚の小遣い稼ぎに付き合いたくはありません。

そもそも、20年間の「ジャブジャブ公共事業は庶民への還元ではないじゃないか」という思いが強いですし、見直しも方向転換も今までもこれからも「他人事だったじゃないか」という憤りは拭えません。

ところで、変な論旨をそこで聞いたので書き留めます。

自民党は「3%の消費税を導入したが、いまだかつて消費税増税は行っていない。消費税増税は民主党の政策である。ここで仕切り直しになってしまえば、次は自民党が増税を主導しなければならない。ゆえに今回の増税は何が何でも自民党は推し進めるだろう。」ということでした。

「なるほど」などと相槌を打ちながら、面白く伺っておりましたが、内心「ポカーン」ですw

世間ではそんな評価がまかり通ってるんですかね。
私だけが蚊帳の外なのでしょうか。