2013-12-16

子どもに「食べちゃダメ」って言うと必ず食べる

子どもに「食べちゃダメ」って言うと必ず食べる

饅頭やプリンにラップで包んでおくと、ほぼ確実に食べなくなったそう」です。

『情報を与えないでいると「良い悪い」の判断ができず「悪い」を犯すこともできない。』

結構深い話ではなないでしょうか。

判断ができないことは「行動しない」。日常で自然と行っていることなのだろうなぁ、とつい感慨にふけってしまいました。

知らないこと、気付かないことは、何がなされていてもわからない。これは当たり前のこととしても、事実に「ラベル」が貼られなければ何もできないということでしょうか。

その対象を名づけること、その事象を名づけること、その出来事を評価することで、人は思考できるのかもしれません。
誰かが最初に色を付けてくれることにより、気付くことってかなり多いのだろうと思いました。

2013-12-06

最低端の愛のかたち

夏目漱石「こころ」を読みました。
中高生で読むものを何をいまさら、という感じですが、不勉強な私は今読みましたw

長年わからなかったことが、漱石先生の言葉を借りて明確に定義されていたので、わすれないように記録したいと思います。

「もし愛という不可思議なものに両端があって、その高い端には神聖な感じが働いて、低い端には性欲が動いているとすれば、私の愛はたしかにその高い極点を・・・」

という、主人公の先生が手紙の中で語る一節があります。

漱石先生に「性欲=愛」と断言していただきました。

これから、「愛」について、何の衒いも恥じらいもなく語ることが出来そうです。

いつもいつも、男には後ろめたさが付きまとい、それを除いた何かを見つけようとします。
それも「愛」だとするなら、なんと思考が自由になることでしょう。