夏目漱石「こころ」を読みました。
中高生で読むものを何をいまさら、という感じですが、不勉強な私は今読みましたw
長年わからなかったことが、漱石先生の言葉を借りて明確に定義されていたので、わすれないように記録したいと思います。
「もし愛という不可思議なものに両端があって、その高い端には神聖な感じが働いて、低い端には性欲が動いているとすれば、私の愛はたしかにその高い極点を・・・」
という、主人公の先生が手紙の中で語る一節があります。
漱石先生に「性欲=愛」と断言していただきました。
これから、「愛」について、何の衒いも恥じらいもなく語ることが出来そうです。
いつもいつも、男には後ろめたさが付きまとい、それを除いた何かを見つけようとします。
それも「愛」だとするなら、なんと思考が自由になることでしょう。
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