2011-10-07

単純なものの組み合わせ

恋愛も機械も方程式は単純で、興味があるか否かで複雑さに対応できるかどうかが決まるのだと思う。

だからといって、テレビドラマがつまらなく興味が湧かない理由にはならないか。

なんだ、当たり前のことか。

2011-10-05

何が自分の心を締め付けるのかと思えば、それは自分自信に対する「虚」であった。

騙されたこと、鴨にされたこと、二度も過ちを犯したこと、自分の本性が低俗であること。
それらなにより、自分に対する虚を通すことが何よりのストレスだった。

人は真実に対して強く、虚に対して弱い。

では、なぜ、「虚」を繕う国家既得権益者はいつの時代も強いのだろうか。

2011-10-03

無軌道

理想と目標を失ったものは何かを求めて堕ちていく。
堕ち行く先には、それでもそれを商売にした連中がいる。
人のいる場所はなんと幅広いのだろう。

2011-09-06

夏の夕暮れ

もし、布団を干した後の匂いがダニの死骸の匂いによるものだとするならば、夏の夕暮れ時の大気にはダニの死骸があふれていることになる。

2011-08-07

憤り

東電のやらせ問題も今にはじまったことでなく20年間の歴史があるのだろう。
原発村の癒着問題は2000年来の日本固有文化が育んだ成果なのだろう。当然、成果はこれだけではない。

我々は、いきどおりを感じて、怒っているはずだ。しかし、本当に怒っているのか甚だ疑問に感じる。
氷山の一角とはいえ利権に群がる癒着の実態が明らかになりつつも、その根元はいつまでも変わらない。
我々は最初から許しているのではないだろうか。自堕落な自分を許すように、世間を最初から許しているのではないだろうか。

とはいえ、もし、これから5年~10年の内に我が子が癌を発症するようなことがあればどうだろう。
途端に冷静さを欠いている自分が容易に想像できる。
準備や警戒を怠った過去の自分を責めながら言い訳を探している自分も容易に想像できる。
そして、責任転嫁をするだろう。

どんな複雑で難解な数式であろうと、現実を説明できないとしたらその学者はペテン師だ。
どんな複雑で難解な仕組みであろうと、出した答えが「弱きを挫く」ものだとしたらその政治家は詐欺師だ。

その責任転嫁の先はどこになるだろう。
当然そのときは正義も大儀も無いだろう。このときこそ怒っていると評してもよいかもしれない。

果して我々は報復がしたかったのか。それとも恫喝、それとも脅迫がしたいのだろうか。
いや違う、生活を命を脅かされたくないだけなのだ。

いつから今の生活を、未来の命を担保に補うようになったのか。少なくとも今の生活は今の命の責任範囲において全うされるべきものだろう。

まさに今、我々は自分に対して社会に対して、真剣に怒るべき時期に来ているのではないだろうか。

2011-05-12

腹が痛い

珍しく腹痛に襲われ今日は朝から閉店。
しかし、読者を発見。
少し、痛みが和らいだ。

あー、その通りだ

原子力消極的賛成派の方々へ その1


記事抜粋~~~

地域独占企業の電力会社が広告をマスコミに出すのも、文科省が副読本に原子力を教えるのも、地域に電源三法交付金をばらまくのも、反原発活動に公安調査庁や公安警察が監視を強めるのも、芸能人に原発の宣伝させ、拒否すると締め出すのも、電力事業に参入すると買電価格を低く抑えるのも、自民党議員に献金を行い選挙に関連企業社員を動員するのも、全部原子力を進めるためなんです。
~~~~~~~~

原子力発電が悪いのではない、その利権に絡もうとする、無様な人間たちが悪いのだ。

2011-05-04

合成の誤謬

合成の誤謬とは、「ミクロの視点では正しいことでも、それが合成されたマクロ(集計量)の世界では、かならずしも意図しない結果が生じることを指す経済学の用語」らしい。(Wikipedia)
「個人貯蓄の増加は、個人消費の減少につながり、経済活動の不活性により個人収入の減少を促す」というケースなどに使うようだ。
「ミクロの世界で正しくて、マクロの世界でおかしなことになる」とは、まるで人の組織のようではないだろうか。旧社会保険庁の体たらく、検察庁の改ざん、最近では原発利権の情報操作。

業界・政府・マスコミ、数回‘原発災難 警告’もみ消す」
<http://news.livedoor.com/article/detail/5532986/>

内部告発したものが、官民一体で業界を追い出された事実があったようだ。

すれ違う人々の中で「悪い人」というものを見ることはあまりない。むしろ、「良い人」と思うことが多いのではないか。家族を大切にし真面目に働く心優しい人たちばかりだと思う。
しかし、なぜか組織に属すると、「正しい発言や行動をするものを排除したり、そうした行為を黙認する人たち」に変貌するらしい。
数々の不祥事や事件、原発安全神話を作り上げてきた学者や大手マスコミの姿がそれを証明している。

違う視点で眺めれば、これが「大人社会のいじめ」なのかもしれない。
「善人」たちが作る社会は必ずしも良い社会ではないのか、それとも、社会の姿が「善人」の本当のレベルなのだろうか。

2011-02-11

いい言葉を見つけた

忘れないように書いておこう。

自分の成長に必要な12のこと

  1. 自分の弱さに否定的にならないこと
  2. 愛することの具体性に配慮すること
  3. 自分を支えてくる何かに沿って意志を持つこと
  4. 沈黙すべきところでは居心地悪くても沈黙していること
  5. 一人で気持ちのいい感情を自由に自分のものとすること
  6. 他者を成長させることのない怒りを抑制すること
  7. 無駄遣いをほどほどに(積極的に)すること
  8. 賢者の言葉に立ち止まって耳を傾けること
  9. 老いを賢く受け入れていくこと
  10. 愚かな人と穏和に生きるように知恵を増やすこと
  11. アイスクリームは少なめに食べ、よい水を飲むこと
  12. 快活に幼い子供のように笑えること

2011-01-31

ポメラを購入

念願のポメラを購入!
ネット通販価格が1万円を切っていたので、もしや秋葉原では既に安く売られているのか?と思い秋葉原を徘徊したが、ポメラは文具扱いなのかどの小売店でも置いてなく、今更ネット通販で待つことなど到底できず、ヨドバシカメラで12800円でDM5を衝動買いしてしまった。

当初DM10がお目当てで廉価版など目もくれなかったのだが、スペックを見ていくとDM5のほうがコストパフォーマンス(価格や対応SDメモリ容量(16Gまで)、カレンダー付きなど)がよいことに気付き、予算の都合もありDM5を購入した。

ちょっと画面が小さい(4インチ)のは、我慢するとして文字がお手軽に打てる感じはいいよね。
でも、ファイル操作画面のファイルリストが毎回上部にスクロールが戻ってしまうのはいただけないなぁ。仮に100個のファイルがあって、99個目と100個目を連続して表示編集したい場合など、先頭から100個目まで順にスクロールしていかなければならない。

この辺が、細部まで気が回らない事務屋さん的な感じがするね。ものづくり屋さんならこんなところはないだろうな。

2011-01-09

廃材再生事業

コンピュータチップなどを製造する業界で廃材再生事業というもので成功した人がいるらしい。
コンピュータCPUなど高密度集積回路を製造する工場から、欠陥ウェハ(製造過程で使用する重要な部材の歩留まり品)を安く買い取り、太陽光発電などのそれほど精度が求められないものを製造する工場へ再生して卸すらしい。
再生処理により部材の品質は落ちるらしいが、販売先の工場には十分なものらしい。

なるほど、目の付け所が違う。安いものを高く、必要のないものを必要なところへ、高きより低きへ、分っていても気付くこととは別だ。
誰かが「人脈」といった。そうだ、気付いても実行に移せるかどうかは大きな分かれ道だ、そのためには橋渡しが必要だ。もしかしたら、気付くためにも人脈が必要なのかもしれない。

しかし、負け惜しみともとれるかもしれないが、こう考える。
単に蜂蜜を見つけやすい道をあるく蟻と、砂漠を歩く蟻の違いではないのか。
蟻の違いなどそれほどない。あるのは環境だ。
私は「寄らば大樹の陰」といった。大きなところは、ごみも大きく質が良いということだ。
高きより低きの原則からも大きなところに寄り添うことは理にかなう。 

話は変わるが、そもそも、人材派遣業も人材のリサイクル事業だと思った。
廃材とは聞こえが悪いが、事実使えなくなった人材を使える場所へ提供する事業だ。講習会に参加させたり資格を取らせたり再生処理を行って。
再生処理は純度が落ちるらしい。なるほど、人も現場感覚と忠義心は削がれているからね。