2013-08-29

ブラックジャックによろしく(1巻)

Kindle Paperwhite(\7,980)を購入しました。
私の新し物好きは、一向に治る気配がありませんね。

以前、Android端末(確かVersion3点台だと思いますが)も、急に欲しくなって当時2万円くらいだったかと思いますが、購入してしまい、1か月で飽きて、という経緯があります。
そういえば、ポメラも同じような状況でした。
んで、今度はKindleですw

どこかのレビューにもありましたが、「バックライト付きで暗闇でも紙の活字を見ているかのような読みやすさ」は、確かにその通りです。ただ、若干の遅さと、必ず発生するちらつき(ページを黒で塗った後、白を塗る?)は、初版を購入した者の悲哀でしょうか。まぁ、慣れてしまえば、という感じです。
現在は青空文庫で面白そうなものを、じゃかじゃかダウンロードしています。


とはいえ、活字ばかりでは味気ないので、無料ダウンロード版の「ブラックジャックによろしく」(1巻)をちょうど読み終えました。

題名から「どうせ正義感あふれる医者の葛藤かなんかでしょ?まぁ感情移入できればお得かな」(無料版で贅沢言うなって?w)程度に思っていましたが、ドラマにもなるくらいですよね、結構面白かったです。

ストーリーとしては、概ね、私の予想を外れるものではなかったのですが、大きなテーマがあることに気が付きました。
そのテーマとは、現在の日本医療とその政治的背景に対する批判です。
主人公と読者に、医療制度の矛盾や歪みを考えさせる構成になっています。普段、知ることのできない医療現場と制度や仕組みを、矛盾も含めてわかりやすく解説してくれています。

今人気の半沢直樹も痛快ですが、大銀行の歪みを暴露する点では、本書はその病院版といっても良いかもしれませんね。(先攻後攻には、矛盾があるかもしれませんが、単純に私の読んだ順なのであしからず)

東京電力版や、政党版、官僚版が出てきてくれることを願います。

そうそう、地方公務員(お役所)版もw

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