2018-03-25

選挙の提案

選挙が近づくといつもみんなに提案したいと思っていたことを思い出す。
だけどその時期はそれに関する感想や意見、評論やコメントが多数あり、言語化すること表明することがいつもためらわれる。
なので関係ない時期にここに記録する。

テレビなどでよくあるアンケートで
問「投票はお決まりですか?」
答「どこもおなじようなことを言っててわからない」
答「どこもおなじでしょ」
答「何もかわらないよ」
答「何が正しいのかがわからない」
等々、結論として「よくわからない」ということによる「おまかせ」選挙、いわゆる無投票というのがよくあるようだ。
私はいつも思う。「日本人って謙虚なんだな」と。「わからない自分が悪いんだ」って考えてるのだろうと。

なぜ、わからせない「識者やマスコミ、政治家や官僚が無能なのだ」と考えないのだろう。原発一つとっても、「ところで原発は高いの安いの?」も未だにわからないし、「福島原発事故は終わったの?どうなの?いつ終わるの?誰が被害を受けたの?誰が得して誰が損してるの?」の答えもよくわからない。
日本国の借金もいくらまでが適正で、解決策は増税しかないのかどうかもよくわからない。借金で食いつなぐ人たちからすれば節約は恐怖だし、わずかな支出から3%(元は0%)から30%に増税されれば、それなりに経済の冷え込みは必至だろうし。
その少ない選択肢を試算した結果、どれが一番傷が浅いってことになってどのような状況になるってことになったの?そして国見は何に準備しとけばよいの?いずれすべて自己責任になる時代がくるからもっとタンス預金を増やせって?

いろんなことを先送りで今を生きてる我々は、後世の人からすれば幸せな人たちなんだろうな。
そうそう、話を戻せば、「状況を知らせる分からせるプロ」っていうのに、公共料金を我々は支払ってるんじゃないのだろうか。
つまり、税金で飯食ってる連中は知識と知恵と未来予測と実利と実害を公明正大に公表する義務ってのがあるんじゃないの?
関わっている立場によるので「関係者全員が」とは言えないですが、とりあえず選挙で選ばれる人はその責務を負うんじゃないんですかね。

とにかく、庶民が「よくわからない」というのは、彼らが「仕事をしていない」状態なのと私は昔から常々考えていました。
では、「仕事をさせる」とはどういうことでしょう。
それは「議論させる」ということです。24時間彼らに議論させて、都度過程や結露を報告させることですよ。
議論させるにはどうしたらよいか。
それは、異なる立場の連中を同じ部屋に閉じ込めればよいのです。同じ村の知った顔の連中同士で遊ばせるのではなく、違う村の知らないもの同士で、同じ仕事(未来のビジョン)をさせれば必然的に議論になりますよね。

つまり、未来が見通しづらいのならば、なおのこと選挙の票をばらつかせるのが一番いいんですよ。右も左も前も後ろも何が正しいのかわからないんだから、政治なんて何もしなくていいんです。それでも経済だけは回ってるんですから。
(「借金するのも政治なのだが」と言われると困ってしまいますがw)


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